プリムラ・マラコイデス【メローシャワー】

新年第一号の今月の花は、矢祭園芸育成のオリジナル商品
『メローシャワー』です。

１．メローシャワーの特徴は以下の２つ！！

・花持ちが良い
→八重咲きの花というのは、『チモ』同様、種がほとんどつかないので花の朽ちが遅いのです。
・香りがある
→メローシャワーには『葉』にメロンの様な甘い香りがあります。
　 葉の表面ではなく、『葉の裏』から香りが分泌されています。

２．購入後について

(1)植えかえ

メローシャワーは恐らく『黒ポット』での購入がほとんどかと思われます。
購入後は、10.5cmポットは15cmの鉢に植えかえするのをお勧めします。
土は水はけのよい土がベストです。市販のシクラメンの土がお手軽とのこと。

http://www.rakuten.co.jp/e-hana/384175/562797/592328/#586679

(2)管理方法

※根ぐされ注意
　 市販のシクラメンの土は水はけが良いように作られているはずです。
　 一般的に水の与え過ぎでの『根ぐされ』で株をダメにしてしまう人が多いようです。注意をしてください。
　　
※終わった花を切る
　 茎全体の花が咲き終わってしまったら、茎の根元から抜くか切ってしまっても問題ありません。メローシャワーは前述の通り、実を結びにくいので、花は通常のマラコイデスより花持ちは良いです。
　　
※外に置く
　 メローシャワーを置く場所は、日当たりの良い場所に置きます。
　 いきなり外に置くと、植物が驚いてしまうので、玄関先に数日飾った後に外に置くなど徐々に寒さに慣らしながら外に置きましょう。
　　
※メローシャワーの苦手な場所
　 メローシャワーの一番苦手な場所は『暑くて、乾燥している所』です。
　 その次にダメな場所は『暑い所』です。室内の温度が20℃以上になるようでしたら、メローローシャワーと相談してみましょう。

(3)夏越しについて

　 よくどんな植物でも『夏越しできるのでしょうか？』と聞かれますが、メローシャワーや雲南サクラソウなどの仲間は生産者から見ても『ほぼ不可能』と、社長が言っていました。これらの類は『宿根二年草』という、無駄に時間がかかるのにも関わらず、開花後はいなくなってしまう植物に分類にされています。
　 つまり、結局、パンジーと同じということですね。
　
(4)プリミンに注意

　 名前はかわいいのですが、どのプリムラも持っている物質です。
　 プリミンは一種のアレルギー物質で、肌の弱い人があまりにもかわいいからと言って、プリムラを素手でこねくり回していると、手が痒くさせてしまう物質です。
　 社長はすでに『職業病』にかかってしまい、プリムラを触る時はゴム手袋をして作業をしているとか。当の私は、プリムラどころか、ヒヤシンスの球根を素手で触りまくっても、面の皮の厚さからか、まったくもって痒くならないようです。

メローシャワーに関してのお問い合わせ
矢祭園芸　大樹まで
taiki@ysflower.jp

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