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菊は菊でも菊ではない秋明菊
NEWS:NHKの趣味の園芸で矢祭園芸のシュウメイギクが紹介されます。
→趣味の園芸 放送カレンダー:http://www.nhk-book.co.jp/engei/calendar/index.html
1、世界のシュウメイギクマーケット
シュウメイギクは趣味の園芸にも書いてあるとおり、日本だけでなくヨーロッパやアメリカでもブームの兆しがあります。先日訪れた展示会でも至る所にシュウメイギクがありました。
現在矢祭園芸のシュウメイギクも世界規模での販売計画を練っています。
それに先駆けて日本での本格販売を今年から始まります。
2、矢祭園芸のシュウメイギクの特徴
矢祭園芸のシュウメイギクが世界で珍重されるのは、何といっても背が低いタイプと花色、形の良さでしょう。これはオランダの生産者も舌を巻くほど珍しいものなのです。ヨーロッパにも背が低いタイプのシュウメイギクがありますがそれはいずれも、花色と花形のバリエーションが少なく、シリーズとして商品展開が難しい商品ばかりです。
写真は8月下旬のオランダの展示会で紹介されたドワーフタイプ『LITTLE PRINCES』
3、矢祭園芸のシュウメイギク
(1) 祭りシリーズ
日本のシュウメイギクらしく日本の祭りの名前をつけようとのことで始まったシリーズ。
矢祭の祭りとも微妙にかぶっています。全部で5タイプ
矢祭園芸の人自身好きなのは葵祭りです。八重のポンポン咲きのようなところがかわいいです。
切り花にしても非常に良い商品です。
(2) 娘シリーズ
なぜか知らないのですが、3人娘シリーズ。3人寄ればかしましといいますが・・・。
全部で3種類
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今まであまりまじまじと見たことがないので、来年でもまじまじと娘さだめをしてみようかと思います。
4、なぜ背が低いタイプのシュウメイギクが良いのか?
(1) 自然な背丈
これらの矢祭園芸のシュウメイギクは、植物の性質として背が低くなっています。
現在まで一般的に流通しているシュウメイギクはもともと背が高いのですが、 それを成長抑制剤を使い、見た目の良い高さに調節されています。ただ、ここで分かってほしいのは抑制剤を使うことは悪いことではありません。どの植物も大なり小なり利用されています。ただ、成長抑制剤の利用は植物に負荷をかけ、土にも影響を与えてしまいます。
こういったことは、『育種』を通して、花生産者は日々改善しています。
私(180cm)の目線と同じシュウメイギク(矢祭園芸の花壇より)
(2) トータルデザインコーディネート
今までの成長抑制剤を利用されたシュウメイギクは、抑制剤の効果が切れた後、思った以上に急激に伸びあがってしまい、はじめにデザインを練り、作った寄せ植えや庭のコンセプトから外れてしまい、トータルデザインが崩れてしまいます。丁度、動物の子供が急激に成長してしまうのと同じ感覚です。なので、矢祭園芸のシュウメイギクは寄せ植えや花壇の宿根草をベースにした
デザインガーデンなどに安心して使うことができます。
5、矢祭園芸のこだわり
矢祭園芸では土にこだわり、品質にこだわり、植物にやさしい生産を目指しています。これは植物の為でもありひいては、最終的に店頭で矢祭園芸の商品を選んでくれたお客様の安心・満足につながると考えておりますので、今後もよろしくお願いします。
シュウメイギクの問合せ先
TAIKI@YSFLOWER.JP
金澤大樹まで
*シュウメイギク以外のお問い合わせにはお答えできませんのであしからず
今月の花 バックナンバー
2007年7月 アンゲロニア
2007年8月 スクテラリア
2007年9月 シュウメイギク
2007年11月 八重咲きシクラメン チモ
2007年12月 シクラメン
2008年1月 プリムラ(メラコイデス)
2008年2月 プリムラ(ポリアンサ)
2008年3月 クレマチス
2008年4月 カーネーション
2008年6月 チョコレートコスモス
2008年7月 シュウカイドウ/アンゲロニア