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★シネンシスのうんちく★
プリムラ・シネンシスとは旧名で現在正確には、プリムラ・プラエニテンスという名称になっています。ただ、今まで流通名が『シネンシス』和名が『カンザクラ』と呼ばれていたので、そのままの名称で通っています。この原種はプリムラ・オブコニカと同様、中国湖北省から四川省の原産で、花の大きさが4cm、高さ30cmを超える大型のプリムラです。中国名・蔵報春という名前があるらしいです。
もともと、ヨーロッパに紹介されるきっかけになったのが1821年に持ち出されたことが発端のようです。日本へは明治時代の初期に消火されたが、品種自体暑さに弱く、葉数も少なく、根元がぐらつくなどの欠点が多数あり、嫌われた品種でした。現在は栽培方法が変わりこの点はだいぶ解消された。
シックな花色や繊細で美しい葉の形などかなり魅力的な植物であることは間違いありません。
参考資料 世界のプリムラ 世界のプリムラ編集委員会編