名前:ランジェリーピンク
花色:ピンク
登録番号:第9613号
育成者:金澤美浩
育種期間:12年
【製品の特徴】
矢祭園芸のロングセラー商品。淡いピンク色は室内照明の下で非常にきれいに見えるということでホームユースに向く品種。従来までなかった淡い色は当初東京などの首都圏でとても評判が良いと話を聞きました。仕立てが難しく、誰でもがうまく作れるわけではない商品で、腕に覚えがある生産者が作っている場合が多いです。また、花全体がピンクの品種のような品種はあまりありません。
【育種の経緯】
昭60年にホワイトとピンクのシクラメンを交配し、そこからできた種を交配を繰り返し、固定を図りながら平成9年に特性が安定したことを確認し、種苗登録に至りました。
コメント (1)
平成22年も終わろうとしている12月にランジェリーピンクを買いました。
透明感のあり、凛としたシクラメン、そして、何より花を見て居るとこころが元気になるよう。
今も元気に咲いて、蕾も沢山あります。そして、空に向けてランジェリーピンクを撮ったら、太陽の光をあびて本当に綺麗でした。
金澤さん、ランジェリーピンクを育種して下さってありがとう。
返答>
ご連絡大変遅くなりました。
ランジェリーピンクは育種完了し、販売を始めて20年の品種になります。
当時は濃い赤や紫、白など色眼のはっきりとした商品が主流でしたが
色が薄い色は業界的にも衝撃的だったと思います。
育種の背景には、夜型の生活に都市部の方々が移行し、蛍光灯や
照明の下で花を見る機会が増えてきた中で、そのような状況でも
綺麗に花を楽しめるということを願って育種をしました。
今後は室内照明でも青に見えるような品種の育種もほぼ完成しました。
2年後をめどにご紹介できると思いますのでその時もどうぞよろしく
お願いいたします。
投稿者: Karin | 2011年02月01日 12:49
日時: 2011年02月01日 12:49