矢祭鉢物研究会では今年で4回目位を迎えるトライアルを行っています。
多くの目的は来季に向けての新規商品の提案と注文分の生育の状況を
確認してもらっています。
今年は天候不順で日本全国生育が遅れているようですが、
矢祭鉢物研究会に関しては、花の遅れがなく、且つ株も充実しており
非常に良い状態になっています。
矢祭鉢物研究会では以下のようなシステムを採用しています。
4月のトライアル
メーカーの新商品を見てもらい、参加していただいた人と検討
5月下旬〜6月上旬
4月のトライアルで興味を持った品種の予約。
メーカーも大凡このくらいに苗の予約を締め切ることが多い
10月位
苗をメーカーから受け取り、生産
4月のトライアル
商品の出来を確認してもらうと同時に次期商品の検討
つまるところ、メーカー、生産者、販売(市場など)が協力をして
2年後3年後を見据えた販売を行っていくということを
一つの目標にしています。
また、常に良いものをということで、
B品出荷は禁止、矢祭鉢物研究会で二週間に一回現地検討会を
開き、生育の遅れなどがないように全体で指摘をしながら良くしようと
しています。