いつもいつも旅行のことばかりで、たまには写真のないまともなものを
載せようかと思います。
オランダのシクラメン事情なのですが、ほぼ安値安定です。
種子はF1種子からの商品がほとんどです。F1種子のスーパーシリーズというものが
良い価格を採れるようです。オランダでF1種子の価格は※※セント以下位で、ここから
プラグを作れば、どんなに高くても生産者販売価格最高でプラグ※※セントだそうです。
オランダの製品の品質は、日本では値段がつかないレベルの見てくれのものが多く
サイズの鉢で9cm-15cmのようです。小さいサイズのものは、大鉢のように手間が
かからないのか見た目は良くできています。
近年ヨーロッパでは大鉢の商品の生産需要が増えているのですが、F1であるために
18cm鉢以上のものがなく、ボウル鉢に2株植えての販売も少し見えてきています。
しかしながら、去年シンジェンタシードがフランスの展示会サロンドベジで発表した
F1品種がオークション価格※※※ユーロで売られるなどかなり健闘していました。
通常のスーパーシリーズの価格の上限はプラグに対して※※※ユーロになっており
そこから導き出した予想なのですが、製品価格は種価格の※※倍、またはプラグ価格の
約※※倍であるということが、最近勝手に予測しました。
プラグの生産コストというものはほぼある価格で固定しているため、プラグ価格の
上下を決めるのは結果的に種子の価格になるようです。
また、近年シクラメンの切り花の販売が積極的にプロンモーションされ
2 weeks bloomというものが出てきました。
切り花用に長い柄の花なのかと思ったのですが、そういうわけではなく
一般的なものがつかわれていました。
また、シクラメンの育種は現在停滞気味であり、ビクトリアを超える品種を
作り出すことができないようです。そのために恐らくシンジェンタシードは
あのような色物の品種をF1化し、販売しているのだと思うのですが。
製品価格をみればプラグ価格から種子価格まで予想はつくので、
今回色物の品種はオランダ流通プラグ価格の上限をあげたと思います。
なお、伏せ字は後で直接聞いてもらえれば詳しく話せます。
ただの情報としては微妙にもったいない気がして、載せませんでした。