ほんの戯言です。
興味があれば見てみてください。
石油の世界に価格的影響を与えている先物取引所は世界に2つあるようです。
・ロンドン国際石油取引所
・ニューヨーク商業取引所
ロンドンが後発でニューヨークが前からあったとか。
ロンドンが1997年ほどから取引が開始されました。
『過去30年分の推移』
30年の推移でみるとおおよそ1997年あたりから原油価格が上昇に転じています。
それ以前までは、原油価格はアメリカの価格が世界の価格だったようで、
アメリカ政府の監視下で価格上昇が急激にないように
統制されており、ビジネスとしては面白くなかったのかもしれません。
1997年以降アメリカ政府のにらみが利かないロンドンで取引が
始まり、これ以降価格が上昇を始めたように見受けられます。
以降、アラブや投資銀行系は、ロンドン取引市場で投資することで
逆にアメリカでの価格をつり上げに入ったようです。
『10年チャート』
以後現在まで価格がほぼ右肩上がりに上昇をしてきました。
アメリカ政府はこれをなんとか阻止しようと頑張ったようです。
なぜなら、アメリカは『石油社会』で石油が永遠にあるものという
前提に作られているような社会(たぶん)構造みたいです。
原油価格が上昇すれば、車での遠出もできなくなり
また、アメリカ航空会社の『ハブシステム』も機能しなくなり
結構大変だからです。実際、航空業界はひどく大変そうですが。
『1年以内』
7月をピークに下がり始めています。
実はリーマンブラザーズの破たんは7月くらいからいよいよ本格的に
噂されていたりだったそうです。
金融工学という錬金術がありますが
これは簡単にいうと 100万円を元手に1兆円の資産を引き出す
方法(プロセスはたくさんありますが)で、ある意味
『右肩上がり』でなければ成り立たないシステムか?。
これはそのままバブルだと思いますが。
『オイル 3か月』
そのまま下落の一途。
住宅価格の下落に伴いオイルも下落。
私は素人なので、単純に考えると
住宅債権→下落をオイルで埋め合わせをしていたのですが
結局高騰しすぎてダメになり、
お手上げ状態になったのかな?と推察します。
『オイル 1か月』
15日界隈を底値に素晴らしい谷間を作っています。
下落後の上昇は『不正市場操作で捜査開始』とのニュースを読みました。
『オイル 10日』
『オイル 5日』
『オイル 3日』
『オイル 1日』
http://stooq.com/q/?s=cl.f&c=1d&t=c&a=lg&b=0
とまあこうなっている感じです。
聞けばあまりこの手の話題は日本のマスコミは取り上げないようで
現実現在オイルは下がっています。
世界的に経済が不安定で
アメリカは『徳政令』を発動するのでは?とも言われています。
また、オイル景気で沸き立っていたロシアは
かなり危険で、タイから買ったものの代金も支払えない状態
だそうです。
アメリカが徳政令を発動すれば、ロシアも追随するだろうと
言われています。
おまけ
リーマンブラザーズの破たんへの追いやられた経緯
9月初め リーマンブラザーズが危機
↓
韓国が買収を提案
9月3日、韓国政府筋の銀行であるKDBが、リーマンブラザーズの株式の25%取得を提案。
折しもサブプライムローン問題が表面化し、特にリスクの高い投資を行って資金繰りが悪化していたリーマンブラザーズにとってこの提案は魅力的であった。
http://www.afpbb.com/article/economy/2513266/3286225
・このとき、韓国は9月10日に韓国短期外債の償還期限が9月10日に迫っており、その現金が手元になく支払いができない状態でした。
↓
危機脱出
↓
結果
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080912/amr0809120827005-n1.htm
http://www.toyokeizai.net/money/markett2/detail/AC/be6ddd110197ca498f1ab8c54484bd2a/
韓国経済は非常に大変だといわれています。
『1ドル=WON』
他国から部品を仕入れて、組み立てて販売なので、ひじょーーーーに大変です。
ついでに
ロシアの危機
『ナイアガラフォール』
1年以内に株価が半額というのも怖いです。
ではでは