プランタリウムに行ってきました。
今年で3回目のプランタリウムでした。
まあ、相変わらずといったところでしょうか。
ヨーロッパの花生産のトレンドも徐々に変わっているようで
変わった植物
もしくは
12cm,15cm以上の鉢で作られる商品
になっているようです。
苗ものと呼ばれる日本でメインで流通している商品は
ほぼ壊滅的にありません。
これは原油高の影響で価格の取れる商品への
シフトがうかがえます。
で今回気になった商品は
ガイラルディア。
非常に多くの種類のガイラルディアが新商品として
ガイラルディアは宿根草で今まであまりぱっとしなかった商品です。
矢祭園芸ともお付き合いのある佐藤様も
『いくら頑張っても売れない商品』
と言っていました。
ガイラルディアは比較的夏に強い植物で
エキナセアと同じキク科の植物です。
今までの商品は背が高かった記憶がありますが
展示されていた商品は背が低かったです。
今年のアールスメーアで行われたパックトライアルでも
ファンザンテンなどが同じものを紹介していました。
また、リンドウもオランダでは徐々に生産が浸透してきており、
オランダで育種されたマルシャという品種は
現在はメインで切り花、鉢花のマーケットも
徐々に伸びてきているようです。
コンパクトなタイプの商品はやけにボリュームがあるな?と
のぞいてみたところ、1ポットに3本植えられていました。
ボリュームのなさに驚きです。育てたことがないのでわからないのですが、
そんなものなのでしょうか?
帰り道、車のハンドルを握るとすぐさま眠くなる私は、例外なくA9上で眠くなり
パーキングに。そこで、リンドウを使った花束を発見。
ちょっとしたアクセントに非常に良いようです。
会場内を歩いていれば
経験の浅い私にとって初めて見るロードヒポキシス。
アッツ桜なんですが、やけに草丈が長い。
で
最後に
以前ご紹介した『矢祭園芸のかもしれないシュウメイギク』
どうも関係者筋からの話だと、違うそうです。
残念。
ただ、今回たくさんのアネモネジャポニカが存在していました。
これからアメリカ・ヨーロッパ販売と矢祭園芸の商品が進んでいくので
もしかしたら、よい時流に乗れるかもしれませんので
淡い期待です。
ちなみにヨーロッパでのアネモネジャポニカのロイアリティは
おおよそ20セントユーロ-30セントユーロと比較的高めの設定に
なっているようです。
良いマーケットを創造するには、
『お客を商品をもって思考停止に追い込む』
このような商品が出せれば、新規顧客の獲得も易い
と思うのですが、実際はどうなんでしょうか?
近頃オランダはそのような生産が増えている
気がします。
ではでは