実は、開花促進剤について以前社長に質問したことがありました。
きっかけは
花屋で『開花促進剤を使用しておりません』と書いた札を見たから。
当時血気盛んな23歳。
まあ、今は26歳ですが。
確かに自然開花と言うのは植物にいいことだ
とも感じました。
植物ホルモンを使うことで無理に花を咲かせてしまい
その時は良いが花が終わったあとに花が次々咲かなくなる
それが結果的に買ってくれたお客さんをがっかりさせてしまう
結果になる
と、聞いたこともあったからです。
聞く話によれば問題は
量
だそうだ。
自社のことしか分からないのですが
お客さんをがっかりさせるようなものは作らない
と考えているようです。プロですから(笑)
開花促進剤を使うに当たっては
植物の成長を見極め
植物状態によりホルモンを与える
これは長年の培った技術と観察力のなせる業です。
お客さんが欲しい時に製品化するということは
一般の工場のような生産と比べて
花というものは技術必要なのです。
特に日本は。
矢祭園芸だけと限らないと思いますが、
少なくても自社は、
一時の花の美しさを提供するのではなく
お客さんがその後も長く花を楽しんでもらえるように
土作りから全て設計されています。
ちょっと証拠が無くなんともなのですが
神永園芸に酒を飲みに行ったときに咲いてました。
売れ残ったシクラメンを枯葉を取って
水をあげてここまで来たようです。
ではでは。
ご意見
大樹まで
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