クリスマスの主役はご存知の通り
プレゼントです。
これが無ければ、何もはじまらないのではないでしょうか?
しかしながら、オランダはさすがに違います。
主役は
シンタクロース
この人です。
この呼び方はオランダとベルギーのオランダ語圏フランドル地方だけ
です。
このシンタクロースは非常に科属が違います。
なんと、子供を叱ってくれるようです。
悪い子にはおしおきを
いい子にはプレゼントを
飴と鞭の使い手だそうです。
シンタクロースはスペインから蒸気船に乗ってきます。
丁度11月の第3日曜はシンタクロースの到着でアムスは微妙に
盛り上がります、鳩が。
勿論この日と同時にベルギーのブリュッセルでも
同じお祭があるとかないとか。
で、今回このお祭に行ってきました。
私たちが着いたころには、もはや顔を黒く塗った人たちが
方々に・・・。
これはシンタクロースの付き人のようで、
シンタクロースは彼らを従えてやってくるようです。
なので、それに扮して老若男女みんなその格好をします。
ちょうどダム広場からそのパレードの道が敷かれていたので
その脇に立って少しだけ見物してみました。
このとき何か配ってます。(後述)
お、ついにサンタ登場か?と思ったら
ただの馬車でした。勿論中には黒塗りの人たちが・・。
もうこないだろうと思った矢先
シンタクロース登場。
恐ろしい速さで白い馬にのっていってしまいました。
もっとゆっくり歩いて欲しかった・・・とおもいました。
このシンタクロースは、12月6日にあるシンタクロース祭に向けて
各地を練り歩く予定でいるみたいなので、
それまでどこかであえると思いますが・・・。
さてさて、子供にサンタクロースはいないと教える年齢がある
と言うことはご存知でしょうか?
オランダでは【8歳】だそうです。
この時ばかりは親も心を鬼にして
【サンタクロースなんかいない】
とサンタ党員の子供に向かって真実を告げるそうです。
そうそう、黒い顔した人たちは子供達に
あまりおいしくない、卵が少ないぱさぱさしたしたクッキーを
大量に配って回ります。
勿論おいしくないので道上にいっぱい。
さすが聖人だけあって、平和の象徴への配慮は怠りません。
ではでは