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夏の風を感じる【アンゲロニア セレナシリーズ】


左から パープル ラベンダーピンク ホワイト

矢祭園芸の今月の花は潟~ヨシから発売されたアンゲロニアセレナシリーズです。
このアンゲロニアは種からの生産の為に私達が驚くほど商品の揃いが良い商品です。
この均一性は従業員も大変驚いていました。

セレナシリーズはパープル、ラベンダーピンク、ホワイトの3色になっています。
矢祭園芸では4号ポット、5号鉢、8号以上の3色寄せ植えで販売しています。
3色寄せ植え
これらの商品は現在市場の注文でオーダーを受けています。

【アンゲロニアの特徴】
  セレナの特徴は従来のアンゲロニアの性質に倣います。
アンゲロニアは多年草(宿根草)で高さは約30a〜50aで、花は葉っぱと枝の間から次々と花芽をつけます。花の大きさは2a位と小さいのですが沢山の花をつけます。
  アンゲロニアの原産地は西インド諸島と日本と比べても暑い地域になります。
その為、耐暑性は抜群に強いです。日本の雨やうだるような暑さにもめげずに花を咲かせます。花を咲かせ続けるためには、定期的な施肥が大切です。施肥は大体2週間に1回程度液肥を与えるか、あげるのが面倒な方はゆっくり効いてくる緩効性の肥料を与えてください。そうすれば、分枝をして花を沢山つけて目を楽しませてくれるでしょう。
  また、アンゲロニアは暑い地域の植物なので耐寒性がありません。花は霜が降りる時期には終わってしまいます。なので、宿根草なのですが戸外での冬越しは真冬でも5度以下にならない地域でもない限り難しいでしょう。アンゲロニア自体新しい植物で矢祭園芸でも取り扱い始めてまだ日が浅いのでどの冬越手段が家庭で適当かは、判らないのですが、去年の株を自宅で冬越しさせた従業員の片野さんに聞いたところ・・
 
   片野さんのやり方レシピ

1、花が終わるのを確認

2、枝は根元から数えて3段目くらい迄残し刈り込んでしまう。

3、玄関先など夜温が5℃以下にならない場所に込む、若しくは5℃以下にならないように箱とかをかぶせる

4、水は口が細めの水差しで1週間に1度位の間隔で丁度料理をする際に隠し味でお醤油を鍋に入れるようにさっとかける

以上のような管理でおけば、根っこが休眠し、そしてお彼岸から桜の花の散った頃にかけて芽を出し、花芽をつけるとのことでした。今年買って頂いた方は試してみてご感想をお聞かせいただけたら非常に私達にとってうれしいことです。よろしくおねがいします。

管理人:金澤大樹

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アンゲロニア